30代独身女の転職活動記(ハローワーク 窓口編)
いざ転職しようと決めたものの、前回の転職から早11年(第二新卒時)。
一体何をどうしたら良いのかわからない。
ヒントを得るため窓口に相談を申し込むも、ここでますます頭を悩ますこととなる。
そわそわしながら40分ほど待ち、自分の番号が呼ばれ席に着く。
窓口A:「今日はどうされましたか?」
私:「えーっと転職を考えているんですけど、すごく久しぶりなのと在職中なのとで、今後どのように転職活動を進めていけば良いのかご相談も兼ねてお話をお伺いしたくて」
窓口A:「なるほどなるほど。で・・・110さんは・・・え?何?今の会社、勤めて11年目?今更どうして辞めたいと思ったの?」
私:「これこれこうで限界を感じてしまいまして・・・。(ここで既に涙目)」
窓口A:「そっかそっか。それは辛かったね。11年間よく耐えたよ。110さんは次どんなお仕事したいと思っているの?」
そう、特に悩んだこの2つ。
- 今更どうして辞めたいと思ったの?
ハローワークや転職エージェントには馬鹿正直に話しても問題はないけれど、企業との面接時にはどこまで、どんな風に言ったら良いんだ?
転職理由を聞かれるのはわかるけど、それに「今更」と言われたら??
(実際、転職活動をしていて必ずと言っていいほど聞かれた)
- 次はどんな職種に就くの?
新卒当初、希望していた職種は特殊。ただでさえ狭き門なのに加え、世の中は就職難。希望する職種に就けることもなく「高校、商業科だったからパソコンは一応使えるし、事務で良いか」藁にもすがる思いで行ったハローワークで事務に絞り、とにかく就職しなくちゃと焦りに焦って就職。
その後地元に帰ってきてから、希望職種を受けてみるもやっぱり内定はもらえない。「じゃあ、やっぱり事務か・・・。」とまたもやハローワークで今の会社を見つけ、何となく就職、現在に至る。
今の仕事にやりがいなんてない、新しく仕事を覚えるのが面倒だったから居ただけ。
正直、事務職が向いているかと言ったらそうは思わない。
かと言って何かしたいことがあるわけじゃない。何が向いているのかもわからない。
なので、そう聞かれても・・・一応事務職?
その考えがとんでもなく甘く、厳しい道のりだと次の実際の転職活動と転職エージェントに思い知らされることとなるなど、この時はまだ知る由もなかった(続く)